『シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ』初となるメジャーアップデートがリリースされました。今回のアップデートの内容は以下の通りです。
新要素
- [全ゲームバージョン] 「マップピン」がパワーアップしました。区域などを個別に表現した多くの新マーカー用ピンアイコンを含み、設置したピンをグループごとに表示するスクロールリストも追加されています。Bradd Szonye氏のMODを導入した変更です!
- [全ゲームバージョン] マップテキスト検索: ミニマップのツールバーに新たに組み込まれた機能です。「鉄」や「騎士」のような単語を入力してマップアイコンを検索し、結果をマップ上にハイライト表示します。検索履歴、検索候補、「ジャンプ」ボタンなどの機能もあります。
バランスの変更
文明
- カナダ: 雪原とツンドラ (丘陵を含む) により生産力+1。
- 中国: 長城を略奪状態にできるのは自然災害だけに変更(ただし災害も長城を除去できません)。長城によりゴールド+2。隣接する長城タイルごとに、ゴールドと文化力をさらに+1。
- エジプト: エジプトのチャリオット弓兵が更新され、ヒッタイト・チャリオットに取ってかわらなくなりました。
- エジプト: スフィンクスを氾濫原に建てると文化力+1。雪原、雪原の丘陵、ツンドラ、ツンドラの丘陵にはスフィンクスを建てられません。(氾濫原への建設を推奨されているため)アピール+2。他のスフィンクスの隣には建設できません。
- フランス: シャトーが隣接する遺産ごとに文化力+1をもたらすように変更。隣接する高級資源ごとにゴールド+1。
- ハンガリー: 徴用されたユニットをアップグレードする場合、マティアスの能力により必要な資源とゴールドが100%免除されていましたが、75%の割引に変更。
- インド: 信者が1以上の宗教1つにつき、都市の快適性+1。伝道師の布教力+2。自分の交易路による宗教的圧力+100%。
- インド: ヴァルの能力がスタックしなくなり、維持コストが2に減少。
- マリ: 「マリ+都市国家+民主主義」コンボを弱体化します。民主主義のゴールドによる購入コスト減少を、15%に変更しました。
- マリ: マリを砂漠タイルにより強くしました。
- マオリ: トアの能力がスタックしなくなり、戦闘力が36に低下しました。
- マオリ: マラエの産出ボーナスが各+2から+1に減少しました。
- オランダ: 防波堤とダムに生産力ボーナスを追加しました。
- ノルウェー: ノルウェーが施設を略奪すると、ゴールドと信仰力だけでなく、科学力と文化力も得られるように変更。ノルウェー限定の変更です。
- スペイン: 伝道所が首都とは別の大陸にある場合、信仰力+2、食料+1、生産力+1。隣接するキャンパスと聖地1つにつき科学力+1。
- [全ゲームバージョン] 指導者の勝利に対する選好バランスを改善しました。
環境システムと気候変動
- 砂嵐の産出効果が33%減少。ブリザードに食料の産出効果を追加。ブリザードによる人口や建造物への被害が約3分の1に減少しました。
- 自然災害の激しさを表すスライダーから気候変動の進行を切り離しました。
- 水害が起きる可能性のある沿岸タイルの確率が35%から 45%に変更されました。
- ユニットによるCO2排出量が半減し、気候変動の進行ペースが従来の半分強に変更されました。
- 「高性能バッテリー」を研究済みのプレイヤーは、ユニットによるCO2排出量が50%減少するように変更されました。
- 気温上昇の各段階における嵐と干ばつの発生確率の上昇が、一律20%ではなくなりました。比較的軽微な嵐/干ばつの発生率はまったく上昇しなくなり、強烈なタイプの嵐/干ばつの発生確率が50%上昇します。
- 気候変動フェーズ4以降、水害と嵐で土地が肥沃になることはなくなりました。
- 気候変動フェーズ5以降では、これまでマップに追加された産出量が、嵐や干ばつの通過によって失われるようになりました (フェーズが進むにつれて可能性が高まります)。
- 「二酸化炭素回収」プロジェクトを実行し、あまり二酸化炭素を排出していない場合、プレイヤーのCO2排出量をマイナスにできるようになりました。他のプレイヤーの排出量をカバーできるようになったのです。
世界会議
- 他の主要文明を復活させて得られる外交的支持に、各プレイヤー1回限りの上限を設けました。
- シナリオで並んだ場合に勝敗の決着をつける際、勝敗の理由がわかるようにツールチップを追加しました。
- 不平とCO2排出量が大きすぎる場合、ターンごとの外交的支持と支援要請のスコアにペナルティが課されるようになりました。
- 気候条約のコンペで、発電所を解体するプロジェクトに取り組めるようになりました。
- 敵対的な緊急事態のロックアウトタイマーが短縮され、登場する頻度がわずかに上がりました。
- AIが何度も贈り物をできるように、緊急事態の支援要請の取引の間隔を短縮しました。
区域/区域の建造物
- 政府複合施設の区域の建造物「王立協会」の効果を弱めました (労働者あたりの補正が3%から2%に減少)。
- 原子力事故が起きると、原子力発電所は事故の重大度にかかわらず略奪状態になるようになりました。
略奪
- [全ゲームバージョン] 施設の略奪によって得られていた科学力と文化力を、ゴールドと信仰力に変更しました。
- 政策「襲撃戦」と「総力戦」を弱体化し、略奪の効果が+100%から+50%に減少しました。
- ダム区域を略奪すると体力が回復するようになりました。
- 略奪状態の原子炉が原子力事故を起こさなくなりました。「原子炉の再稼働」プロジェクトを完了させると、略奪状態も回復するようになりました。
施設
- 海上都市: 他の海上都市に隣接して建てられなくなりました。
遺産
- パナマ運河がある都市はゴールド+10を得るようになりました
- マハーボーディー寺院と自由の女神から、外交による勝利ポイントが得られるようになりました。
ユニット
- ユニットのアップグレードコストが約33%上昇しました。
- ロックバンドと張り合えるように、自然主義者の基本コストを800 から 600に減少させました。
- 一部の大将軍と大提督が更新され、戦略資源を得られるようになりました。
- 蛮族が巨大戦闘ロボットを作ることはなくなりました。
- 大量破壊兵器の攻撃が失敗すると、大量破壊兵器が消費されるようになりました。
- [全ゲームバージョン] 駆逐艦の視野が3に拡大しました。
- [全ゲームバージョン] 航空ユニットと対空ユニットの戦闘力のバランス調整がメインゲームにも適用されました。
都市国家
- 難易度「神」と「不死」のゲームで、都市国家に防壁が追加されました。
- 高難易度のゲームで、都市国家の近接ユニットの種類が追加されました。
その他
- 不平/好戦性: 不平 (メインゲームと『文明の興亡』では好戦性) の計算方法を変更し、防衛協定/宗主国戦争/緊急事態戦争で武力によって奪われた都市は、正規戦争で奪われた時のように扱われる (不平が生じる) ようになりました。
- セットアップ: 高度なスタートを切るため、序盤の信仰力を追加して拡大できるようにしました。
- [『文明の興亡』、『嵐の訪れ』] 嵐や干ばつと同様、ゲーム全体を通して蛮族の野営地の配置を追跡し、一度出現した場所の近くでできるだけ湧かないようにしました。蛮族の野営地は、これまでより大陸全体に散らばって配置されるようになっています。
マルチプレイヤー
クラウドプレイ
- ロビーリストでフルゲームを非表示にしました。
- クライアントの準備が整った後の出来事について、「選択を記憶」オプションを追加しました。
- 自動スタンバイにカウントダウンを追加しました。
- 「あなたのターン」イベントのゲーム内通知を有効化すると、ユーザーがそのマッチに直接飛べるポップアップが表示されるようになりました。
- クラウドプレイのステージングルームでは、参加コードに含まれる大文字の「i」、小文字の「L」、および数字の「1」が判別できなかったため、フォントサイズを大きくしました。各文字の特徴的な部分が見分けやすくなっています。
その他
- マルチプレイヤーゲームで他の人間プレイヤーと進めていると、関係を表すアイコン (同盟国など) が表示されていなかった問題に対応しました。
- セッションに新たなプレイヤーが参加すると、ステージングルームのカウントダウンがリセットされるようになりました。ゲーム設定タブを押し、画面が非表示になっている場合もカウントダウンが続きます。
- ゲーム内チャットは滅亡して退場したプレイヤーを表示しなくなりました。
- その他、全般的に不具合を修正しバランスを調整しました。
シナリオ
- ホットシート/クラウドプレイで「黒い死神」シナリオをお楽しみいただけます。
システム
- カラー選択がかぶった場合用にサブカラーを追加しました。メインカラーとサブカラーが両方一致した場合以外は、かぶった扱いとなりません。サブカラーが大きく違っていた場合は、メインカラーが類似か同一でも問題がないようになりました。
UI
- 傑作UI: システムをドラッグ&ドロップに変更しました。
- 気候の概要: 気候イベントによりタイルの肥沃さが失われた場合の、アイコンとツールチップを追加しました。
- シヴィロペディア: 略奪の産出に関する情報は、データベースに合わせられました。
- [全ゲームバージョン] 世界の資源レポート: 資源と指導者のソート機能を追加しました。
- その他、全般的に不具合を修正しバランスを調整しました。
AI
取引
- 外交的支持の価値を高めました。AIが1回の取引で希望するアイテムの数を制限しました。取引されるアイテムに最低限の価値を設定しました。
- 人間がすでに得ている高級資源を取引しようとしなくなりました。
- 取引の計算時に、備蓄資源の価値を正しく見積もるようになりました。資源とゴールドの取引が悪用されにくくなっています。
- 戦略資源の取引を修正。備蓄が上限いっぱいの時だけでなく、備蓄が十分にある場合も、額面通りの対価を払うことがなくなりました。資源とゴールドの取引が悪用されにくくなっています。
- 禁止された資源に対価を支払わなくなりました。
- 別の取引に含まれていない場合に、AIが単独の戦略資源を取引するよう持ちかける確率が低下しました。
- ゴールドが絡んだ取引の管理を改善しました。
- [『文明の興亡』、『嵐の訪れ』] 傑作が完成したターンに価値を過大評価してしまう問題を修正しました (おかげで頻繁に取引を提案していました)。
勝利戦略とアジェンダ
- 時代が進むと、遺産を好むAIがより遺産を求めるようになりました。
- 外交による勝利を含め、勝利に向けた戦略を改善しました。
戦闘
- 自分が参加している緊急事態 (軍事) で、AI が都市の占領を成功させる能力を改善しました。
- 乗船したユニットは、海洋ユニットに襲われる危険性があることを理解するようになりました。都市襲撃時のユニットの守備を改善しました。
- [『文明の興亡』] AIが武僧を軍事的に利用する能力を高めました。戦時体制の条件を追加しました。
- [『文明の興亡』、『嵐の訪れ』] 都市に駐屯しているAIのユニットが都市の守備を放棄することがあった問題を修正しました。必要もなく都市を離れていたため、これまでは都市が狙われやすくなっていました。
- [全ゲームバージョン] AIは航空機を区域に配備するよりも、攻撃に出すことを強く好むようになりました。
その他
- AIが戦略資源を改善しようとしていなかった問題を修正しました。
- 対応する資源を持っていない発電所の建設を控えるようになりました。
- 攻撃的な文明が兵営を作る確率が上昇しました。
- [『文明の興亡』、『嵐の訪れ』] 補給部隊を過大に評価していたため、AIにとっての価値を下げました。
- [全ゲームバージョン] マイナーな文明は(飛行機を作れないため)空母を作らなくなりました。
パフォーマンス
- AIとレンダリングのパフォーマンスをさらに改善しました。
不具合の修正
文明
- フェニキア: 首都が存在しない大陸のボーナスが適切に変動するように、追加チェックをおこなうようになりました。
- クリー: パウンドメーカーの固有能力のうち、目的地の都市の施設に関係する交易路の効果 が『文明の興亡』の時点に戻りました。
- マオリ: 「マナ」の能力が誤って全ユニットに適用されていました。
- オスマン: 状況によって、イブラヒムを他国の首都に動かせなかった問題を修正しました。
- コンゴ: 創始者の信仰による恩恵が正しく受けられるようになりました。ムベンバに「宗教的不寛容」アジェンダが割り当てられなくなりました。
政策
- ボリショイ劇場により 無償の社会制度を得ると、陳腐化した政策をチェックするようになりました。
都市の離反、占領、取引などで領土外に押し出されるユニットを制御するコードに、多くの修正を行いました。
- 都市の所有者が変わると、新たな所有者のものではない航空ユニットで、その都市の区域や施設を拠点としていたものはただちに拠点が変更されます。タイミングは他のユニットが領土から追い出される前です。
- 離反して新たな文明に加わった都市にはデフォルトの配置ルールが適用され、駐屯中の航空ユニットを除いて、ユニットは追い出されません。ただし、新しい所有者の領土にいられない場合は例外となります。
- 取引で所有者が変わった場合、その都市に残れるのは航空ユニット以外の友好的なユニット、交易商、スパイだけになりました。
ユニット、移動、戦闘
- 移動力が残っていないユニットと大軍団を結成しようとした場合の不具合を修正しました。
- [全ゲームバージョン] 航空ユニットが乗船と上陸攻撃のペナルティを受けなくなりました。
- 他のプレイヤーの航空ユニットを選択できなくなりました。
- 都市でタイルへ市民を割り当てている際に、ユニットを切り替えるとカメラが他に動いてしまう問題を修正しました。
- 水域タイルに山岳トンネルの入口/出口を作れなくなりました。
- 乗船した労働者/工兵が、隣接する陸上タイルに施設を作ることはできなくなりました。
- タイルが水没した場合、山岳トンネルの入口/出口が取り除かれるようになりました。
- 海洋ユニットがトンネルを利用できなくなりました。
空母/航空ユニット/基地変更
- 航空機の基地変更に関して追加チェックをおこなうようになり、都心に空母ユニットが存在していれば、空母と航空機が正しく組み合わされるようになりました。
- 航空ユニットの基地変更に関するグラフィックの問題を修正しました。
- タイルがプレイヤーの領土になり、そこにいられない他プレイヤーのユニットを追い出そうとする場合に、全航空ユニットがいられないものとして判断をしなくなりました。そのまま残れる場合が存在します。
- 追い出しを2段階に変更しました。ユニットが退出を迫られた場合、条件を満たせば親ユニットが先に移動し、子オブジェクトが親ユニット (空母) の場所に移動します。
シヴィロペディア
- シヴィロペディアの交易路のゲームコンセプトについて、『文明の興亡』と『嵐の訪れ』で廃止され、総督のボーナスになった部分に関するページを削除しました。
- シヴィロペディアで、誤ってノルウェーのものが記載されていたスウェーデンの首都を更新しました。
UI
- 『嵐の訪れ』で未来時代への移行時、黄金時代のUIがステータスバーを表示しなくなっていました。
- ポイントにより、ツールチップにかなり大きなスペースが挿入されていた問題を修正しました。
- 「原子炉の再稼働」プロジェクトを完了させると、UIが正しく更新されるようになりました。
- [全のゲームバージョン] 色システムの一部を修正し訂正しました。一部の文明について、見えにくかった初期の色を改善しました。
- 数多くのUIを修正し更新しました。
- フロントエンド: 「チームなし」にチェックが入っている状態から外してリセットすると、「チームの視野共有」が無効/0になるようになりました。
取引
- 贈り物は相手からの要求として扱われるようになりました。ユーザーが内容を変更することはできません。
資源
- ターン開始時、プレイヤーの資源とユニットで、資源が先に更新されるようになりました。資源不足によるデバフが発生しているとき、ターンの開始時に十分な資源が手に入ったのに、戦闘力の低下エフェクトが次のターンまで消えない問題を修正するためです。
世界会議
- レビュー画面と結果画面で提案が合致しないか、空の選択肢が出現することがあった複数の問題を修正しました。
- まだ遭遇していない文明を対象にできないように、移民条約のフィルタリングを追加しました。
- 世界会議が正式に解除される前に、特別会合が招集されることがあった問題を修正しました。
遺産
- 一部の方から報告をいただいた、ゴールドを大量に持っている状態で、50%のゴールドボーナスが得られるビッグ・ベンを完成させるとオーバーフローが発生する問題を修正しました。
- アパダーナを完成させても代表団+2の効果が得られなかった問題を修正しました。
- パナマ運河が隣接する運河と直線にならないことがある問題を修正しました。
不平
- 滅亡した文明から抱かれていた不平が消滅するようになりました。これにより、都市の本来の持ち主を倒したあとも忠誠心のマイナス補正が残ることを防げます。
- 不平の通知をクリックしても反応がない問題を修正しました。
区域
- 都市を完全に破壊した場合に原子炉が取り除かれない不具合を修正しました。原子炉建造物を変更し、ゲームタグではなくデータベースのパラメータを使うようになりました。原子炉タイプの建造物を検索する場合に、失敗のチェックを追加しました。
- 略奪された区域を修復すると、区域の補正が正しく復活するようになりました。略奪されたスグバ区域を修復した場合など、補正が復活しないケースがありました。
- 戦略資源にある区域が、報告画面で正しく表示されるようになりました。資源は「ゲームプレイボーナス」によるものではなく、その都市によるものと表示されます。
その他
- 栄誉の殿堂: 更新のパフォーマンスを全体に改善しました。栄誉の殿堂の内で、(多くの場合MODが原因で) 合算時にクラッシュが生じることがあった問題も修正しました。
- マップ生成: 「張掖丹霞」と「ロライマ山」の出現率が0%になっていましたが、どちらも出現するようになりました。
- マップ生成: 内陸の湖の近くに沿岸の低地が出現しないようになりました。
- シナリオ: 「黒い死神」のシナリオで、作れる建造物の候補にプランテーションが表示されなくなりました。
- 実績: 「平和の守り手」の実績が、ローリエで緊急事態に勝利しなければ解除できなくなりました。
- 実績: プレイヤーが実際にノーベル賞を獲得したかどうかを確認するようになりました。
- [全ゲームバージョン] マルチプレイヤー: ホットシートで自分のターンに敗北すると発生していた、進行を妨げる要素を修正しました。
- 道路のグラフィック: 道路と鉄道の「スパゲティ」問題を修正しました。
- タイルが他の都市のものになった場合、そのタイルの施設の補正は前の都市から正しく切り離されるようになりました(グリーンエネルギーの施設による電力など、これまではそのまま残っていました)。
- [全ゲームバージョン] スパイ活動: スパイ活動で奪われる資金がマイナスを表示しない問題を修正しました。
- 都市国家: 最初の代表団を都市国家に送る際、アマニ総督が先に着任していて「バーチャル」代表団が存在している場合も、政策「外交連盟」の2つめのボーナス代表団が正しく得られるようになりました。
クラッシュ
- クラッシュ報告システムで報告をいただいた複数のクラッシュを修正しました。
不具合の悪用
- [全ゲームバージョン] SHIFT+ENTERによる強制的なターン終了を復活させました。生産力のオーバーフローが失われますのでご注意ください。
- 通行不可の土地は沿岸襲撃の対象外になりました。『嵐の訪れ』では、この抜け穴により海洋ユニットが山岳の施設(山岳トンネルなど)を略奪でき、しかも略奪状態にはならなかったため、何度でもゴールドを稼げていました。
- 軍事ユニット1体を軍団や大軍団に変化させる大将軍は、軍団や大軍団になれない巨大戦闘ロボットを変化させることができなくなりました。
- 高級資源を取引で手放し、施設を取り除いたあと、もう一度施設を作り直すとその資源を複製できていた問題を修正しました。
MOD関連
ModBuddy
- ModBuddyが『文明の興亡』、『嵐の訪れ』、アートツールの共有pantryに対応しました。
- 各種のバランスを調整し、不具合を修正しました。
WorldBuilder Editor (公式非対応)
- Forgeの調整パネルがWorldBuilderで動くようになりました。
- 開始地点がランダムである、シンプルな手製ロケーションマップの作成用に、「Basic Mode」を追加しました。シナリオツールを分離させ、独立した「Advanced Mode」を用意しました。ただし、現時点ではまだ開発中です。
- さまざまなブラシサイズに「ペイント」機能を追加しました。
- 任意の地形を「ペイント」するとき、デフォルトの大陸の値を割り当てました(Africa)。
- 「資源の分散」ボタンを追加しました。
設定
- Basic Modeの「Generate New ID」(新規IDを生成する) ボタンを無効にしました。
- Advanced Modeの「Generate ID 」(IDを生成する) ボタンに機能を割り当てました。
- テキストストリングを更新するとき、左の列のテキストが更新されず、変更が反映されていない問題に対応しました。
- 名前、解説、マップ名、マップ解説のテキストオプションがロックされました。必須項目にもかかわらず、以前は削除できていました。
その他
- Plot とPlacementのエディターで、戦略資源以外の資源は数量を選択できなくなりました。
- 保存したWorldBuilderのマップを読み込んでWorldBuilderに戻すと、大陸のデータが失われる問題を修正しました。
- 所有者をNONEに変更すると、土地に作った施設を消去するようになりました。
- 地形タイプをPlacementモードと互換性がないものに変更すると、タイル上の施設や特徴が消去されるようになりました。
- タイルの施設の略奪状態を変更できるようになりました。
- ステータスメッセージシステムの最初のパスは、「キャンパス区域に図書館が必要です」や「社を設置しました」などフィードバックを返すようになりました。
- World Builder のPlayer Editorは正しい文明アイコンを表示するようになりました。
World Builderのフロントエンド
- 追加コンテンツ
- WorldBuilderの新しいマップは、メインメニューに戻ると自動的に発見、有効化されるようになりました。もう再起動する必要はありません。
- MOD UIを更新し、MODがマップ由来である場合は異なるアイコンを表示するようになりました。
- 「Created」のプロパティを持っているMODは、作成日時を表示するようになりました。『文明の興亡』と『嵐の訪れ』が、常にMODリストの一番上に表示されるようになりました。
- マップに読み込まれたMODは常に互換性があるものと認識されるようになりました。
- その他、互換性などの問題を修正しました。
- ゲームのセットアップ
- 正しいルールセットを使っていて、MODが有効になっている場合、ゲーム内マップリストにマップが正しく表示されるようになりました。
- 「Standard」のルールセットで作成されたマップは、『文明の興亡』と『嵐の訪れ』の両方でプレイ可能として表示されるようになりました。
- World Builder のメニュー
- フロントエンドのメニューを変更し、WorldBuilderに必要なアイテムのみが反映されるようになりました。テキストストリングを更新しました。ゲーム内のポーズメニューを更新し、WorldBuilderに必要なアイテムのみが反映されるようになりました。
- Advanced SetupにWorld Wrap の切り替えを追加しました。
グラフィック
- ホットシートのロックバンドの色を修正しました。
- 都市国家「フェズ」のユニットの色を修正しました。
- 日本とマプチェのユニットの色を調整し、文明の色に近づけました。
- 他の合理的な選択が尽きたときに選ばれる「プレイヤーの色」のパスが、同じ文明を選ぶプレイヤーの最大数をカバーできるようになりました。
- あごひげがなかった残りの指導者全員にあごひげを追加しました。
- キャラクター選択画面で使われる文明アイコンの背景テクスチャを修正しました。メインメニューで、プレイヤーが説明をちゃんと読んで決定を下せるように、より代表的なカラースキームを表示します。
- ゴルゴー/ギリシャの文明シンボルの配置とサイズを編集し、他の文明と合うようにしました。