パッチノート: 2019年6月18日

BY 2K Mike

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『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』の新たなアップデートをお届けします。今回のアップデートのインストールは、Steamを起動すると自動で行われます。自動的にインストールが始まらない場合は、Steamを再起動してください。今回のアップデートの詳細な内容については、以下のリストをご覧ください。

注意: 別途記載がある場合を除き、以下の内容は「嵐の訪れ」ルールセットにのみ適用されます。

新要素

世界会議

  • 新たな世界会議の提案3つ
    • 広報: 対象となったプレイヤーが発生させる不平が100%上昇し、他のプレイヤーがこのプレイヤーに対して抱く不平も100%上昇します。もしくは、対象となったプレイヤーが発生させる不平が50%低下し、他のプレイヤーがこのプレイヤーに対して抱く不平も50%低下します。
    • スパイ協定: すべてのスパイが2つ高いレベルで対象の活動を実行できるようになります。または、対象の活動を実行できなくなります (ゲーム後半に登場)。
    • 軍事顧問: 対象レベルアップ・クラスのユニットの戦闘力+5、または-5
  • 新たなタイプの支援要請1つ
    • 軍事支援要請: 自分が200以上の不平を抱いている文明から宣戦布告された場合、軍事支援要請が可能になりました。これは贈り物のシステムを利用します (ゴールドやプロジェクト)。
  • [PC版の全ルールセット対象]ワールドビルダーのベーシックモードがデフォルトで「オン」になりました。メインメニューから「追加コンテンツ」をクリックすると、画面右上にボタンが見えるようになっています。
    • 不具合の修正やブラッシュアップについては、ワールドビルダーのセクションをご覧ください。
  • [PC版の全ルールセット対象]ユニットの能力
    • ユニットパネルに「ユニットの能力」ツールチップを追加しました。ユニットの肖像にカーソルを重ねると、以前は非表示だったユニットの能力が見えるようになっています。一時的な能力や状況依存の能力は含まれませんのでご注意ください。
  • [PC版の全ルールセット対象]外交リボンの産出
    • 設定に新たなインターフェイスオプションを追加しました。有効にすると、外交リボンですべてのプレイヤーの産出量を表示できるようになります。具体的なオプションは次の通りです。常にオフ、マウスオーバー時、常にオン
    • インスピレーションをいただいたMOD制作者の方に感謝いたします!開発チームもこの表示は気に入っています。
  • 電力レンズ
    • 都市画面の電力タブに電力レンズを追加しました。一帯がハイライト表示され、電力が供給されているものといないものを一目で見分けられます。
  • 水域のラベリング
    • 一定以上の大きさの水域にマップラベルを追加しました (外洋、湾、湖など)

 バランス調整/ブラッシュアップ

  • 文明
    • イングランド
      • 鉄鉱山と石炭鉱山によって蓄えられる資源が毎ターン+2。工兵に対する生産力+100%。工兵の労働力+2。電力が供給されると産出量が増えるタイプの建造物の産出量+4。工業地帯の建造物に対する生産力+20%。港の建造物による戦略資源の備蓄+10。
    • カナダ
      • 最後のよき西部: ツンドラ、ツンドラ (丘陵)、雪原、雪原 (丘陵) に置かれた製材所の生産力+1、キャンプの食料+1。
    • フランス
      • 航空技術を研究すると、シャトーの各遺産に対する隣接ボーナスが2倍になる。
  • 世界会議
    • 外交による勝利に必要な「外交による勝利ポイント」が25に引き上げられました。その代わり、これまでよりも外交による勝利ポイントを獲得しやすくなっています。
      • 決議の投票時、自分が票を投じた選択肢/対象の組み合わせが通ると外交による勝利ポイント+1。
      • 自由の女神により外交による勝利ポイント+4 (従来の2倍)。
      • ポタラ宮により外交による勝利ポイント+1。
      • マハーボーディー寺院により外交による勝利ポイント+2。
      • 支援要請 (新登場の「軍事支援要請」を含む) により外交による勝利ポイント+2 (従来の2倍)。
      • 緊急事態ではないスコア型コンペの1位入賞で外交による勝利ポイント+1。
    • 「外交による勝利」決議による外交による勝利ポイントの変動を+2/-3に変更しました。
    • 既存のセーブデータと途中からのスタートについて、外交による勝利ポイントの初期値を調整しました。
      • パッチが当たる前のセーブデータは、データを読み込む時に外交による勝利ポイントが2倍になります。これにより、既存のセーブデータで外交による勝利を目指しやすくなりました。
      • 途中からのスタートについては、外交による勝利ポイントの初期値を妥当な値に増やしました。
    • スコア型コンペは、世界会議の1ターン前に終了するようになりました (同じターンに集中する煩わしさを減らすためです)。
    • 世界会議で得票数が同じになった場合の解決方法を更新しました。今後は他の計算がすべて終わってからプレイヤーIDで勝利を決めるのではなく、残った外交的支持が最も少ないプレイヤーを優先して決定します。
    • 支援派遣のプロジェクトは、ゴールドを受け入れるすべての継続中の緊急事態にゴールドを送るようになりました。
  • 時代
    • 時代スコアにゲームスピードに応じた軽度のスケーリングを追加しました。
    • 後半の時代の公約:
      • 黄金時代 (天と星々) (更新): 情報時代で選ぶと、「人工衛星」、「核融合」、「ナノテクノロジー」のひらめきが解除されます。未来時代なら、「スマート素材」、「予測システム」、「地球外ミッション」のひらめきが解除されます。すべての航空ユニットの獲得経験値+100%。アルミニウム鉱山により蓄積される資源が毎ターンさらに+2。
      • ロボット戦争 (黄金時代) (): 巨大戦闘ロボット (以下「GDR」) を1体得ます。毎ターン、3ウランを得ます。ウラン鉱山により蓄積される資源が毎ターンさらに+1。
      • ロボット戦争 (通常の時代と暗黒時代) (): GDRでユニット (蛮族を除く) を倒すたび時代スコア+1。
    • 後半の時代に新たな暗黒時代の政策が登場
      • サイバー戦争: 情報時代と未来時代のユニットに対する戦闘力+10。ただし、他の文明に抱かれた不平が減少しなくなります。
      • 労働の無人化: プロジェクトに対する都市の生産力+20%。ただし、都市の快適性-1、ターンごとの忠誠心-5。
      • フェイクニュース: 放送センター1つにつきターンごとの外交的支持+3。ただし、すべての都市の科学力と文化力-10%。
  • 偉人
    • 傑作 (書物) が生み出す文化力+2、観光力+2。
    • プレイヤーがある系統の偉人を獲得できない場合 (たとえば、大預言者をすでに獲得していたり、獲得できる大預言者が残っていない場合など)、その系統の偉人ポイントは1:1の比率で信仰力に変換されるようになりました。
      • 「祈祷 (聖地)」プロジェクト (または、それ以外の都市のプロジェクト) で得られる偉人ポイントは余剰ポイントとみなされ、その系統の偉人ポイントを獲得できない場合には、信仰力に変換されます。
  • マップの生成
    • 新しいマップ
      • 七つの海
      • 小大陸
    • 生成
      • 「嵐の訪れ」の「群島」マップで、1タイル山岳の数が約15%減りました。
      • ツンドラ地形に森ができやすくなりました。
      • 森に石炭、熱帯雨林にアルミニウムが出現するようになりました。
  • 建造物/施設 (技術ツリーのバランス調整と連動)
    • 建造物の生産コストを見直しました。後半の時代に登場する建造物や、それに準ずる文明固有建造物の生産コストが約20%減少しています。
      • 中世の防壁: 220 (従来は225)
      • ルネサンス時代の防壁: 300 (従来は305)
      • ツィク: 260 (従来は265)
      • 工場、エレクトロニクス工場、証券取引所、士官学校: 330 (従来は390)
      • 動物園、温泉、水族館、石油火力発電所: 360 (従来は445)
      • 格納庫、食料市場: 380 (従来は465)
      • 港湾,放送センター、映画スタジオ、研究所、ランク3政府建物、ショッピングモール、水力発電ダム: 440 (従来は580)
      • 原子力発電所、空港: 480 (従来は600)
      • スタジアム、水泳施設: 480 (従来は660)
    • 中盤から後半に登場する一部の建造物について、投じた生産コストに見合うように産出量や快適性を見直しました。また、いくつかの建造物が若干の電力を必要とするようになりました。
      • 工房: 生産力+3 (従来は+2)。
      • 武器庫: 生産力+3 (従来は+2)。
      • フェリス式観覧車: 文化力+3 (従来は0)。
      • 工場: 域内の生産力+3、電力供給時は+6 (従来は+2、+5)。
      • エレクトロニクス工場: 域内の生産力+3、電力供給時は+8 (従来は+2、+5)。
      • 士官学校: 生産力+4 (従来は+3)。
      • 食料市場: 都市の電力需要+1 (従来は0)。食料+4、電力供給時は+6 (従来は+3)。
      • ショッピングモール: 都市の電力需要+1 (従来は0)。快適性+1、電力供給時は+2 (従来は+1)。ゴールド+2、電力供給時は+4 (従来は0)。
      • 空港: 都市の電力需要+1 (従来は0)。生産力+4、電力供給時は+6 (従来は+3)。
      • スタジアム: 都市の電力需要+2 (従来は+3)。
      • 水泳施設: 都市の電力需要+2 (従来は+3)。
    • 第3段階の区域内建造物で、働く市民を割り当てられる (「専門家」) ものは、その区域タイルに割り当てた市民ごとに産出量が増えるようになりました。
      • 石炭火力発電所、石油火力発電所、原子力発電所: 市民ごとに生産力+1。
      • 証券取引所: 市民ごとにゴールド+2。
      • 士官学校: 市民ごとに生産力+1。
      • 港湾: 市民ごとに食料+1。
      • 放送センター、映画スタジオ: 市民ごとに文化力+1。
      • 研究所: 市民ごとに科学力+1。
      • 宗教固有の建造物: 市民ごとに信仰力+1。
      • この値はシヴィロペディアで確認できます。
    • [PC版の全ルールセット対象]一部の区域について、バランス調整や違和感の解消のため、市民をタイルに従事させる (専門家) ことで得られる産出量を変更しました。
      • 港、王立海軍造船所、コトン: ゴールド+2、食料+1 (従来はゴールド+2、科学力+1)。
      • 兵営、イカンダ: ゴールド+2、生産力+1 (従来は文化力+1、生産力+1)。
    • 工業地帯区域の隣接ボーナスを変更。
      • 隣接する区域2つにつき生産力+1、隣接する製材所2つにつき生産力+1、隣接する鉱山2つにつき+1 (若干の隣接ボーナス)。
      • 戦略資源、政府複合施設、採石場ごとに生産力+1。(通常の隣接ボーナス)。
      • 用水路、運河、ダム、浴場区域ごとに生産力+2。(大規模な隣接ボーナス)。
    • 採石場、牧草地、製材所の価値を高めました (これまでは鉱山が突出していましたが、遜色ない産出量になっています) 。
      • 製材所 (古典時代の建築学で解除): 生産力+2。鉄鋼 (鉄鋼) により生産力+1、サイバネティクスにより生産力+1 (未来時代)。
      • 熱帯雨林タイルに製材所を設けられるようになりました(重商主義で解除)。
      • 川の隣接ボーナスを廃止しました。
      • 牧草地 (太古の畜産で解除): 生産力+1と住宅+0.5。探検 (ルネサンス時代) により食料+1、共通規格により生産力+1、ロボット工学 (情報時代) により食料+1。
      • 採石場 (太古の採鉱で解除): 生産力+1、火薬 (ルネサンス時代) により生産力+1、ロケット工学 (原子力時代) により生産力+1、予測システム (未来時代) により生産力+1。
    • その他
      • ハンザ: 用水路、運河、ダムごとに生産力+2。(大規模な隣接ボーナス)
  • 宗教/パンテオン
    • 「収穫の女神」を廃止しました。
    • 新たに「火の女神」を追加しました。すべての火山性土と地熱孔タイルから信仰力+2を得られます。
    • 神の光: 聖地 (大預言者)、キャンパス (大科学者)、円形闘技場がある劇場広場 (大著述家) の各区域により偉人ポイント+1 (従来は大科学者と大著述家だけ建造物が必要ありませんでした)。
    • 職人の神: 労働者が手を加えた戦略資源により生産力+1、信仰力+1 (従来は、労働者が手を加えた鉱山により生産力+1のみ)。
    • 大地の女神: アピールが「最高」のタイルにより信仰力+2 (従来は、アピールが「素敵」以上のタイルにより信仰力+1)。
    • 狩りの女神: キャンプにより食料+1、生産力+1 (従来は、食料+1のみ)。
    • 「口伝」を廃止しました。
    • 祝祭の女神: プランテーションにより文化力+1 (従来は、「祝祭の女神」で半分の種類のプランテーションから食料+1、「口伝」で残り半分のプランテーションから文化力+1でした)。
    • 宗教的植民地: 都市が少なくとも1つある状態で選択すると、首都で開拓者1体を得ます。国境の拡張レートが15%上昇する (従来は、拡張15%のみ)。
    • 豊穣の儀式: 都市が少なくとも1つある状態で選択すると、首都で労働者1体を得ます。都市の成長率が10%上昇する (従来は、成長率10%のみ)。
    • 川の女神: 聖地が川に隣接している都市の快適性+2、住宅+2 (従来は、快適性+1のみ)。
    • 入信の儀式: 蛮族の前哨地を制圧すると信仰力+50。制圧したユニットのHPが100回復 (従来は、信仰力+50のみ)。
  • 文化と社会制度
    • [PC版の全ルールセット対象]アンタナナリボの宗主国ボーナスを見直し、文化力ボーナスに+30%の上限を設けました (従来は上限がありませんでした)。
    • 一部の技術に解除条件を追加
      • 「あぶみ」は「徒弟制度」が必要になりました。
      • 「化学」は「共通規格」が必要になりました。
    • 技術の研究コストが増加
      • ルネサンス時代初期の技術: 600 (従来は540)
      • ルネサンス時代後期の技術: 730 (従来は660)
      • 産業時代初期の技術: 930 (従来は845)
      • 産業時代後期の技術: 1070 (従来は970)
      • 近代初期の技術: 1250 (従来は1140)
      • 近代後期の技術: 1370 (従来は1250)
      • 原子力時代初期の技術: 1480 (従来は1410)
      • 原子力時代後期の技術: 1660 (従来は1580)
    • 社会制度コストが増加
      • 中世初期の分岐: 220 (従来は200)
      • 中世初期の本線: 300 (従来は275)
      • 中世後期の分岐: 340 (従来は290)
      • 中世後期の本線: 420 (従来は385)
      • ルネサンス時代初期の本線: 440 (従来は400)
      • ルネサンス時代初期の分岐: 600 (従来は540)
      • ルネサンス時代後期の本線: 720 (従来は655)
      • 産業時代初期の分岐: 800 (従来は725)
      • 産業時代初期の本線: 1010 (従来は920)
      • 産業時代後期の分岐: 1050 (従来は870)
      • 産業時代後期の本線: 1210 (従来は1060)
      • 近代初期の分岐: 1540 (従来は1255)
      • 近代初期の本線: 1540 (従来は1410)
      • 近代中期の分岐: 1580 (従来は1560)
      • 近代中期のイデオロギー: 1640 (従来は1500)
      • 近代後期の政府の分岐: 1640 (従来は1500)
      • 近代後期の「核開発」プロジェクト: 1715 (変更なし)
  • ユニット
    • 対空陸上ユニットの強化に合わせて、海洋ユニットの対空攻撃力が増加しました。
    • ユニットに必要な戦略資源が一部変更になりました。
      • 胸甲騎兵は硝石ではなく鉄を使うようになりました。
      • 軽騎兵は硝石ではなく馬を使うようになりました。
      • コサックは硝石ではなく馬を使うようになりました。
      • フッサーは硝石ではなく鉄を使うようになりました。
      • 原子力潜水艦はターンごとにウランを消費しなくなりました。
    • それ以外の固有ユニットの作成時の資源コストが20から10に減りました。マムルーク、コンキスタドール、レッドコート、黒軍、フッサー、コサック、マンデカル騎兵、レギオン、イェニチェリ
    • [PC版の全ルールセット対象]士官学校を建てていると、軍団と大軍団の購入時に生産力コスト25%減の効果が加味されるようになりました。購入に必要な資源も25%少なくなります。
    • [PC版の全ルールセット対象]ゲーム後半に登場する一部ユニットの移動範囲が2から3に広がりました。(近代的対戦車兵、自走式地対空ミサイル、ロケット砲)
    • 工兵は防波堤と用水路の生産に貢献できるようになりました。
    • 破城槌と攻城塔が更新され、近接戦闘ユニットと対騎兵ユニットにしか効果を発揮しなくなりました。
    • 中世の防壁とルネサンス時代の防壁に破城槌が効かなくなりました。ルネサンス時代の防壁に攻城塔が効かなくなりました。破城槌は攻城塔にアップグレードできるようになりました。
    • 政策
      • 政策: 音楽の検閲: 他のプレイヤーのロックバンドが領土に入ってこれなくなります。ただし、人口が10以上のすべての都市の快適性-1。

UI

  • [PC版の全ルールセット対象]ゴシップと戦闘ステータスUI
    • AIのターンに表示されるゴシップメッセージのサイズが小さくなりました。また、戦闘メッセージの右側に専用のスペースが用意され、そちらで上から順番に表示されるようになっています。
    • 戦闘メッセージのサイズが小さくなりました。
  • [PC版の全ルールセット対象]報告
    • 報告メニューに新しいゴシップレポートを追加しました。
  • [PC版の全ルールセット対象]フロントエンド
    • ドラッグ&ドロップの機能を切り替えられるようになりました。
    • セーブデータにミニマップのプレビューを追加しました。セーブデータを読み込む前に中断前の状況を確認できます。パッチ前の古いセーブデータには対応していないのでご注意ください。
    • オプションメニューのホットキーのテキスト欄について、それぞれツールチップを用意しました。
  • [PC版の全ルールセット対象]開拓先のおすすめUI
    • 都市の建設に向いている土地のおすすめシステムを改善。成長性以外にもさまざまな要素を考慮するようになりました。
    • 一目で簡単に判断できる、開拓者用のおすすめツールチップを用意しました (親指を立てている/下げているアイコンがついています)。ここにはゲームがその場所をおすすめする理由が反映されます (成長性、新たな資源の存在、友好的な都市からの距離など)。
    • おすすめの数を増やし、プレイヤーの探索済みエリア全体に広げました。
    • 「嵐の訪れ」で実装された開拓先のおすすめ機能を、ゲーム本編と「文明の興亡」にも導入しました。
  • 世界会議
    • プレイヤーが外交的勝利ポイントを獲得したときの通知を追加しました。
    • 世界会議の決議について、以前の結果を確認できる機能を実装しました (世界会議で可決されたことのある決議には、新しく追加されたツールチップが表示されます。各文明が過去にその決議でどのような投票行動をとったかを振り返れます)。
  • [PC版の全ルールセット対象]生産キュー
    • 常に生産キューを開くUIオプションを追加しました。たとえキューが空っぽでも生産キューを開きます。
    • キューに何かが入っている都市では、生産キューを直接開くようになりました。
  • [PC版の全ルールセット対象]宗教
    • 新しいパンテオンの選択画面 (画面中央ではなく、画面左側に表示されます) を追加しました。これにより、マップを見ながらパンテオンを選ぶことができます。
    • 宗教画面のスタイルを更新しました。表示される情報を増やし、無駄なスペースを削除しています。
  • その他
    • ターン終了時に表示される発電所のフロートテキストは、資源を使って発電した電力の合計ではなく、実際に使われている電力のみを知らせるようになりました。
    • [PC版の全ルールセット対象]シヴィロペディアのスパイのページにスパイ活動を追加しました。
    • [PC版の全ルールセット対象]シヴィロペディアに地形と特徴の防御修正値を追加しました。また、シヴィロペディアの地形セクションに移動力への影響も記載しました。
    • [PC版の全ルールセット対象]マップが更新されるまでオーバーレイがクリアされない問題を修正。マップ検索の結果がミニマップと大マップに表示されるようになりました。
    • [PC版の全ルールセット対象]右クリックでフルスクリーンのムービー関連のポップアップを閉じられるようになりました。歴史的瞬間も同様です。
    • [PC版の全ルールセット対象]プレイヤーの近くの未探索地域に新たな蛮族の野営地が出現すると、通知が表示されるようになりました。専用の通知アイコンも追加されています。
    • [PC版の全ルールセット対象]政策パネル: 政策カードのテキストが見切れるのを防ぐため、カードの横幅を少し広げました。
    • ユニット: GDRに名前をつけられるようになりました。
    • [PC版の全ルールセット対象]色: クペ (マオリ) と一緒の時に色がかぶらないよう、ギターチャ (インドネシア) の色を変更しました。
    • [PC版の全ルールセット対象]通知がきちんと順番に表示されるようになりました。また、通知のローカライズを行いました。言語設定が異なる2人のプレイヤーがクラウドプレイで一緒に遊んでいる時、相手の言語で通知が表示されることがなくなります。

AI

  • 文明
    • 固有ユニットであるフッサーを強化する意味で、マティアスが同盟を好む度合いを高めました。
    • アリエノールが同盟を好みすぎる問題を修正しました。
    • 島に閉じ込められてしまうのを防ぐため、クペは自分の都市から離れたところにも新しい都市を作れるようになりました。
    • ジョン・カーティンが都市の解放を好むようになりました。
  • 世界会議
    • AIが新しい決議に対応しました。
    • AI支援要請: 10ターンごとに、従来の3倍の内容の支援を申し出るようになりました。既存のセーブデータ/進行中の緊急事態には影響しません。
    • 投票の優先順位を改善。その時々の世界会議に出されたすべての決議を検討するようになりました。
    • 一部の決議を常時過大評価していたので、AIを調整しました。
    • 採用できなくなった偉人 (たとえば大預言者) がいる場合に、「後援」の決議でその偉人を選ばなくなりました。
  • 戦闘と作戦
    • [PC版の全ルールセット対象]韓国の火車 - AIが正しく扱えるよう、攻囲の指示を廃止しました。
    • [PC版の全ルールセット対象]ユニットを守備的な位置に動かそうとする時の、都市の防衛ツリーを改善しました。
    • 宗教ユニットの思考力を改善し、強い宗教ユニットが相手の時は撤退も考えるようになりました。
    • [PC版の全ルールセット対象]戦術的な (他と協調していない) 長距離戦闘ユニットが無防備な戦闘区域を攻撃する場合の不具合を修正しました。
    • 山岳などの地形付近での軍事的な移動を改善しました。
    • [PC版の全ルールセット対象]蛮族: 襲撃が始まらない不具合を修正しました。
  • 交易
    • 取引する資源の数量を決める場合に、正しい備蓄上限を参照するようになりました。自分が備蓄上限を超えている場合、AIは相手が上限を超えていなくても0を提示することがありました。
    • 戦略資源を必要量持っていない場合、その資源を過小評価してしまって取引で手放す行動は取らなくなりました。
    • 戦略資源を取引する場合、必要量の2倍を上限としてそれ以上求めなくなりました。これは取引の判断材料として利用できます。
    • [PC版の全ルールセット対象]都市を返還したいと思っている時の、和平交渉に関する問題を修正しました。
    • どちらか一方が備蓄上限を超えてしまうような資源取引をしなくなりました。
    • 双方が不利になるような数量を提示しなくなりました。以前はそうした傾向があり、状況によっては取引の数量がマイナスになることがありました。
    •  
  • その他
    • [PC版の全ルールセット対象]内側の産出物と合計の産出物のスコアリングが、すべての産出物を参照するように変更されました (従来は生産力と食料のみ)。この変更によりAIがやや積極的になり、拡大ペースが早まっています。
    • [PC版の全ルールセット対象]敵対的な主要文明にのみユニットを戦闘分析するようになりました。主要文明と戦争していない場合に、寡頭制がより好まれなくなりました。
    • [PC版の全ルールセット対象]非戦闘タイプの偉人を送り込んで戦争相手の文明を偵察させることがなくなりました (偉人も困ってしまいます)。

MOD 関連

  • [PC版の全ルールセット対象]ワールドビルダー・エディターのベーシックモード
    • UI
      • ワールドビルダーのHUDに新たなUIを追加 (左手のツールパネル、アイコン主導の配置ができる右手の情報パネル)。
      • ワールドビルダーの土地のツールチップに資源を表示。所有者が割り当てられていない土地でも表示します。
      • ワールドビルダーのマップをクラウドに保存/読み込むことはできません。こうした操作には対応していません。
      • 配置の成功や失敗に関するエラーメッセージ (ベーシックモード)、視野の設定に関するエラーメッセージ (アドバンスモード) を追加。
      • UIが資源分散のインスタンスの合間に一拍置けるよう、ディレイを設けました。これによって分散コードが目詰まりを起こし、存在しない資源を表示することを防げます。
      • ワールドビルダーでは「リスタート」が無効になりました。
      • UIに資源配置の結果を表示。
      • 左右のクリックとドラッグが説明通りに機能するよう、入力の状態を正しくソート。
      • 項目を配置/取り除くとカーソルの色を即更新し、タイルの新しいステータスを表示。
      • 有効ではない場合、モードの出入り時にブラシのサイズを保存/復元し、無効なモードでは「小」と表示。
      • 配置モードで一覧のすべての項目をアルファベット順にソート。
      • チャンクの取り消し/やり直し (従来は大きなブラシで塗る場合、一度に1タイルしか取り消せませんでした)。
      • フルスクリーンのマップに対応。大陸の形を簡単にプレビューできます。
      • 配置/土地
        • ゲームプレイルールにないタイルタイプに、ユーザーが自然遺産を配置できるように再度変更。
        • バナナや他の有効な資源が配置リストから消えてしまう問題を修正。
        • ベーシックモードでは開始地点の編集を完全にロック。
        • 「土地」モード時に戦略資源のタイルを選べなくなっていた問題を修正。
        • そのタイルに無効な施設を区画セレクターで選択することはできません。
        • 配置できるものを決定するとき、土地エディターは既存の資源や特徴を無視するようになりました。
        • 崖を配置する場合、沿岸タイルしかグリーン表示されません。
        • 玩具など、配置できない資源は表示しません。
    • フロントエンド
      • ワールドビルダーのマップMODについては、詳細ビューでファイル名を表示。
      • タイルマップインポーターの改善: タイルレイヤーと透明なタイルに対するアクションがCSV形式に対応。さらにGame Coreのサイドスクリプトについては標準ルールのゲームでワールドビルダーを登録し、「文明の興亡」「嵐の訪れ」の挙動に合わせました。
      • タイルマップは saves/worldbuilder ディレクトリからインポートするようになりました。
    • フロントエンド
      • ワールドビルダーのマップを削除すると、利用可能なMODをリフレッシュします。
      • 「デフォルト」はワールドビルダー・エディターのフラグをクリアしなくなりました。
      • ワールドビルダーの「デフォルト」は最新の拡張パックではなく、標準ルールをデフォルトに選ぶようになりました。
      • マップのインポート時、ユーザーがキャンセルして標準のゲームを作成した場合、設定画面からオプションが消えてしまうことはなくなりました。
    • その他
      • ワールドビルダーのマップに都市国家がスポーンできなかった問題を修正しました。
      • アドバンスモード以外でもカスタムテキストタグを編集できるようになりました。
    • クラッシュ
      • 有効な開始場所が見つからないとゲームがクラッシュしてしまう問題を修正しました。
  • [PC版の全ルールセット対象]ワールドビルダー・エディターのアドバンスモード (非対応)
    • UI
      • 都市国家はほとんどのワールドビルダーのマップで固定でなく、0からはじまるスライダーになりました。
      • 都市、施設、ユニットを所有する文明が変更された場合、マップから取り除かれます。
      • プレイヤーエディターで都市の人口を編集できるようになりました。
      • プレイヤーエディターの建造物配置に関する状況報告を改善。
      • ユニット配置のステータス/エラー報告、およびスパイの特殊なメッセージを改善。
      • 蛮族のゴールド/信仰力は編集できません。
      • 選択された都市の領土ではない土地に置かれた区域や建造物に、赤い配置カーソルを表示。
      • 区域や建造物を配置できない場合、より正確なエラーを表示。回避策を無効化。
      • 建造物の一覧からプロジェクトを除外。
    • 設定
      • 都市国家は開始場所に応じてランダムに選ばれるようになりました。これにより、一部だけを使用しながら複数の都市国家を定義できます。
      • MODを使って、ワールドビルダーのマップに開始位置を追加できるようになりました (たとえば「史実と同じ地点」など)。ConfigかGameplayのデータベースのどちらかにあるMapStartingPositionsテーブルに変更を加えればOKです。
      • 単にセーブデータに影響を与えないMOD (通常はUI MOD) をマージするのではなく、アクティブなコンポーネントを持ち、かつセーブデータには影響しないMODだけをマージします。これによって、マップMODがセーブデータに含まれなくなります。
      • 施設のタイプの設定を試みる前に、さらに検証を追加。
      • 「GAME_NO_GOODY_HUTS」が設定されている場合はグッディハットを配置しません。
      • 「GAME_NO_BARBARIANS」が設定されている場合は蛮族の野営地を配置しません。
    • パフォーマンス
      • 「文明の興亡」「嵐の訪れ」の要件をゲーム本編にも移植。人気のある特定MODが自然遺産の補正を実装するのが格段に早くなりました。

パフォーマンス

  • [PC版の全ルールセット対象]メモリの割り当てを減らす様々なチェックイン。
  • [PC版の全ルールセット対象]グラフィックパフォーマンスの改善を追加。 

不具合の修正

  • 文明
    • [PC版の全ルールセット対象]王立海軍造船所を変更。海洋ユニットの移動力+1を能力として適用し、アップグレードしても持ち越せるようにしました。
    • アジェンダ「環境保護主義者」の補正が逆になっていたのを修正しました。
  • [PC版の全ルールセット対象]航空機
    • 空母に乗っている航空ユニットは、乗船時の移動範囲でなく、標準的な移動範囲を用いるようになりました。
    • 基地変更の対象が航空ユニットの現在の基地である場合に、基地変更の挙動を修正しました。基地がいっぱいの場合、航空ユニットはそこに基地変更できないと考えます。同じ基地への基地変更は、航空ユニットが基地に戻るようリクエストされた場合に実行されます。
    • ユニットシステムのアプリケーション側に、親/子という非常にシンプルなコンセプトを追加しました。これにより、空母が航空ユニットを乗せたまま動き回る見栄えの悪さが解消されます。
    • 航空ユニットは視界がぼやけなくなりました (地形や特徴に妨げられない視力をユニットに追加)。
    • 「DOMAIN_AIR」とマークされたユニットは都市の戦闘力の値を高めなくなりました。
    • 滑走路を基地にした場合に航空機を展開できない不具合を修正しました。
  • [PC版の全ルールセット対象]ユニット
    • 馬がなくてもハンガリーのフッサーを生産できてしまう問題を修正しました。
    • GDRから「CLASS_MELEE」のタグを取り除きました。このタグのせいで、GDRは対騎兵ユニットに対するボーナスを誤って受けていました。
    • 強制徴募隊と公海の効果がジョングに正しく発揮されない問題を修正しました。
    • 国立公園を作って自然主義者のユニットが消滅しても、モデルが残ってしまう問題を修正しました。
    • 戦略資源は労働者が手を加える必要がないことを伝えるため、ロックフェラーの偉人テキストを更新しました。
  • 気候
    • 水没したタイルから動かさないといけないユニットを判定する際、すべてのユニットレイヤー (スパイレイヤーも) をチェックするようになりました。
    • 沿岸の水害が発生しているタイルでは、新しい遺産を着工できなくなりました。
    • 水没しかかっているタイルは長城タイルを正しく取り払うようになりました。
    • 遺産や区域が海水位の上昇に飲み込まれた場合、誤った遺産や区域がマップから取り除かれ、水没したものが残ってしまうことがありました (たとえば、水没した近郊部ではなく、自文明のそれとは別の近郊部が取り除かれてしまう、など)。
  • UI
    • [PC版の全ルールセット対象]複数のポップアップが表示された状態で人間のプレイヤーが敗北すると、真っ黒な画面が表示されてしまうことがある問題を修正しました (ESC キーを押せば抜け出すことはできました)。
    • [PC版の全ルールセット対象]ユニットパネル: 選択した開拓者が倒された場合、開拓者レンズは使えなくなります。
    • [PC版の全ルールセット対象]生産パネル: 損傷している防壁の失敗テキストを用意しました。前提条件となる防壁タイプを修理しなければならないことと、防壁の修復にかかるターン数を伝えるテキストが表示されます。
    • 外交取引
      • [PC版の全ルールセット対象]和平交渉で都市の返還や割譲を追加できるようになりました。また、取引で既存の都市を右クリックすると入れ替えられます。
    • 世界会議
      • スコア型コンペで、スコアがマイナスのプレイヤーが報酬を得られないよう修正しました。
      • プレイヤーが継続中の緊急事態に参加させられてしまう問題を修正しました。
    • ガバナーズ
      • 梁総督のレベルアップ「強化素材」は、自然災害による都市のHPと防壁のHPへのダメージも防ぐようになりました。
    • 電力
      • 発電所が資源を使う優先順位のルールを変更しました。もっとも発電効率の高い (1単位につき16電力) ウランを使える場合は、石油 (4電力) や石炭 (4電力) よりも先にウランを優先して使うようになりました。
    • シナリオ
      • ホットシートで「黒い死神」のシナリオをプレイしている時、都市が疫病に冒されているターンは毎回、都市の旗に疫病を表す新たなアイコンが表示されるようになりました。
      • シナリオに歴史ランキング情報が存在しない場合、ランキングタブを表示しません。これにより歴史ランキングは、シナリオの任意要素になります。
    • マップ検索
      • マップ検索をスローダウンさせ、毎フレーム128ではなく最大でも35で実行するようになりました。検索結果をスローにすることで、最悪のケースではゲームを進行できなくなるほどマップ検索に時間がかかってしまうのを防げます。MODを扱う方は、いつでもお好きに元に戻せます。
      • マップ検索の自動更新を停止。プログレスバーの可視性を高めました。これは性能の低いハードウェアで、CPUに問題を引き起こしていました。今後の更新はユーザーが検索した場合のみになります。
    • その他
      • 解放されてゲームに復帰したプレイヤーは、自分の宮殿を建てなくてもよくなりました。
      • 社会制度のブースト量が時代ボーナスやペナルティを説明できていなかった問題を修正しました (社会制度の時代がその時点の時代と違う場合、コストが増減することがあります)。技術ブーストについては、すでに想定通りの挙動になっていました。これにより、近未来的統治の社会制度のブースト (90%のブースト) を得ると、前提条件が満たされていなくても研究が完了していました。
      • [PC版の全ルールセット対象]AIを友好的、中立、敵対的とみなしているかどうかにかかわらず、人間にも「供物を要求」が効くようになりました。
      • [PC版の全ルールセット対象]マップの生成時、都市国家が同じ場所に固まってしまう問題を修正しました。
      • [PC版の全ルールセット対象]大量の文化力のオーバーフロー (「月面着陸船の打ち上げ」プロジェクトによるものなど) が一度以上適用され、それが1つ以上の社会制度の研究完了に使われた場合、そのせいで国内観光客が増えてしまう問題を修正しました。文化力は、特定の文化力の研究に向けられた時だけ国内観光客に変換され、その量は社会制度そのもののコストを上限とするようになりました。つまり、オーバーフローは観光力について一度しかカウントされなくなったものの、オーバーフローは少しずつ適用されるため、観光力の増加は複数のターンに分散される場合があります。
      • [PC版の全ルールセット対象]バイキングのシナリオで、3つすべてのバイキング文明が太古のバイキングの宮殿を持つよう、ノルウェーの宮殿を取り除きました。

クラッシュ

  • [PC版の全ルールセット対象]円形の川は読み込み時にゲームをクラッシュさせなくなりました。
  • [PC版の全ルールセット対象]ゲームをクラッシュさせることがあった複数のGPUの不具合を修正しました。
  • [PC版の全ルールセット対象]バグコレクター経由で様々なクラッシュが報告されていました。

不具合の悪用

  • 不具合の悪用: 取引に関する問題を修正。AIにマイナスの資源を贈り物できてしまい、AIが持っているものが自分に返ってくる現象が発生していました。

グラフィック

  • パナマ運河のムービーが昼夜のサイクルを反映しない問題を修正しました。