皆さん、こんにちは!
次世代ゲーム機の新たな マイNBA に関する大量の情報を記事にまとめました!
PlayStation 5 および Xbox Series X|S 版の『NBA 2K21』からフランチャイズモードの名称が「マイNBA」モードに変わります。このモードは基本的には名前のとおり、プレイヤーが NBA を自由にカスタマイズできるフランチャイズモードです。このモードでは過去のモードにあったファンに人気のあらゆる機能がひとつにまとめられていて、何を有効にして何を無効にするかなど、プレイヤーがあらゆるものをコントロールできます。
まずは、このモードで設定可能な項目をすべてご紹介します。
マイNBA のオプション設定
最初に「マイNBA」のセーブデータを作成すると、「マイNBA」のオプション設定が表示されます。各ボックスを有効化すると、さらにオプション設定が表示され、より細かいカスタマイズが可能になります。これらのオプションには、「ファンタジー ドラフト」、「リーグルールのカスタマイズ」、「カスタム ロスター」、「リーグのカスタマイズ」、「サラリーキャップのカスタマイズ」、「シンプル設定のカスタマイズ」、「詳細設定のカスタマイズ」が含まれます。
ファンタジー ドラフトはその名のとおりです。全選手がチームに割り当てられた状態で始めるのではなく、モード開始時に全選手のファンタジー ドラフトを行いたいなら、このオプションをオンにしましょう。過去のゲームで用意されていたすべてのカスタマイズ設定が利用可能です。
リーグルールのカスタマイズは新登場の機能です。これまでは毎年オフシーズンにリーグミーティングで最大5つまでしかルールを変更できませんでした。しかし、このオプションを使うと最初からすべてのルールが変更可能になります。ロッタリー、順位、オールスター、シュートクロック、ファウルアウト、レーンバイオレーション、8秒バイオレーション、バックコートバイオレーション、プレイオフ、ポゼッション アロー、ボーナス、ゴールテンディング、バックトゥバスケット、ファイナルポイント オーバータイム、フリースロー、サラリーキャップ、トレード、ドラフト、契約、イラムエンディングなど、各カテゴリーのあらゆるルールを最初から自由に変更できます。
カスタム ロスターでは、オフィシャル 2K Sports ロスターか、その怪我なしのバージョン、または 2K コミュニティのメンバーが作成した無数のカスタム ロスターの中からひとつを選択できます。
リーグのカスタマイズではチームの再編成や入れ替えが行え、新たなチームやクラシックチーム、歴代チーム、カスタムチームをリーグに追加することが可能です。さらに『NBA 2K21』の新要素として、チームをリーグから削除することも可能になりました。そうなんです──フランチャイズモード史上初めて、リーグの規模を現在の30チームから最小12チームにまで縮小することが可能になったのです。以前は対応するリーグの規模は30チームから36チームまでの範囲となっていましたが、今年は12チームから36チームまでの範囲で選択可能です。そのため、NBA に所属するチームが30チーム以下だった時代の過去のシーズンを再現したり、リーグの規模を縮小して、よりコンパクトな「マイNBA オンライン」を楽しむことが可能になります。
最後の3つのサラリーキャップのカスタマイズ、シンプル設定のカスタマイズ、詳細設定のカスタマイズでは、さらなる選択肢が利用可能になり、より細かくカスタマイズしてフランチャイズモードを始められます。
労使協定の詳細ルール
次のボックスは、その内容がフランチャイズモード全体に大きな影響を及ぼすことから、ここでまとめてオンオフを切り替えられるようにするために導入しました。長年に渡って、私たちはリアルな NBA 体験を提供するために、労使協定の数多くの複雑なルールをゲームに追加してきました。
これらの新機能はハードコアなコミュニティメンバーから要望されていたもので、これによってモードが大幅に拡張されたのは確かです。しかし、ゲームが難しくなり過ぎると感じた場合のために、これら全て、またはその一部を簡単にオフにできる方法を用意しました。なぜなら、これらのルールによって、選手との契約やトレードの成立、さらにはチームを管理するといったことが非常に複雑なものになる可能性があるからです。
最初にオプション設定を開いたとき、これらすべてはデフォルトでオンになっています。これは私たちが多くのプレイヤーにこのやり方でモードを体験してもらいたいと思っているからですが、もっと簡単にプレイしたい場合は、以下のオプションをまとめて、または個別にオフにすることが可能です:「デッドキャップ」(放出した選手がウェイバーで獲得されなかった場合はサラリーキャップにカウントされる)、「ステピエンルール」(第1ラウンドで獲得した選手のトレードを複数年制限)、「30/60/90日ルール」(契約したばかりの選手のトレードを制限)、「制限付きフリーエージェント」(チームが RFA 選手に対等なオファーを提示可能)、「トレード財政」(トレードで年俸を一致させることを要求)、「ウェイバールール」(48時間のウェイバー期間が必要に)。
ロールプレイング要素
次のオプション設定はこれまで「マイGM オプション」と呼ばれていたものですが、「ロールプレイング要素」に名称を変更しました。これは「マイNBA」の中で一番開発が難しかった部分でもあります。なぜなら、「マイGM」のオプションを細かくカスタマイズ可能で複数のチームが存在する「マイリーグ」に上手く適用するには、開発とデザインの作業に長い時間をかける必要があったからです(そうしなければ、「マイリーグ」は含まれず、「マイGM」にすべてのカスタマイズと『NBA 2K15』の2年目の最大30チームのコントロールを追加するのみとなっていたでしょう)。
このオプションでは、「会話」、「得点」、「スキル」、「タスク」、「士気」、「ムード」のオンオフを切り替えられます。「会話」のオプションでは、プレイヤーがガバナー、スタッフ、選手と対面で会話を行うかどうかを設定できます。今年は、1チームだろうが最大の36チームだろうが、コントロールするチームの数に関係なくオンオフを切り替えることが可能になったので、36チームの「会話」をオンにすることも、自分がコントロールするチームだけオンにすることも可能になります。
「得点」、「スキル」、「タスク」、「士気」、「ムード」は過去の「マイGM」で核となっていた要素であり、これらはまとめて、または個別にオンオフを切り替えられます。たとえば、「会話」をすべて読むのは嫌だけど、ガバナーやスタッフ、選手からは「タスク」を受け取り、GM のスキルツリーのアップグレードを行いたければ、『NBA 2K21』の「マイNBA」では「会話」だけをオフにして、「スキル」と「タスク」はオンにするといったことが可能になります。プレイヤーが好きなようにカスタマイズできるのです!
予算と財政
「予算と財政」では、サラリーキャップ、ハードキャップ、贅沢税のオンオフのシンプルなオプションに加えて、「価格変更」と「ユーザー操作予算」が用意されています。これらは過去のゲームでは「マイGM」でしか利用できず、「マイリーグ」や「マイリーグ オンライン」では利用できませんでした。
「マイNBA」はプレイヤーが何でも自由にカスタマイズできるようにすることが狙いなので、今年はチームのチケットや売店の価格、チームの予算も設定可能となり、GM のいずれの機能もオンオフを切り替えられるようになります。
フレンドとプレイ
このオプションは読んで字のごとくです。このオプションを有効にすると、すべてのカスタマイズオプションを利用して、「マイNBA オンライン リーグ」を作成できます。30チームのリーグで29人の他のチームをプレイしてくれるプレイヤーを集められず、だからといって他のチームを CPU 任せにもしたくない場合は、リーグの規模を最小12チームにまで縮小して、より少ない人数でリーグをプレイすることも可能です。
オフシーズン期間の自動化
次のボックスは「オフシーズン期間自動化」です。これはオフシーズンをオフにしてシミュレートするもので、オフシーズンをプレイせずにレギュラーシーズンとプレイオフだけをプレイしたいプレイヤーのためのものです。まとめてオンオフを切り替えられますが、自動化する期間を選択することも可能で、引退、リーグビジネス、スタッフ契約、ドラフト、FA 期間、選手の能力変化を個別に選択できます。
開始時期
このオプションではリーグをレギュラーシーズンから開始するか、前のシーズンのオフシーズンから開始するかを選択します。ほとんど以前あったものと同じです。NBA の来シーズンの正式な開始日がまだ決まっていないことから、「今日から始める」は発売時点では利用できませんのでご注意ください。
プレイ可能な G League の試合
これはフランチャイズモードの一部のファンから長年に渡って要望が出ていたものです。『NBA 2K21』の「マイNBA」で、ようやくプレイ可能な G League が復活します。フランチャイズモードをプレイする際に G League を含めたいなら、このオプションをオンにしましょう。逆に、G League に興味がないなら、オフにしましょう。
オンにすると G League のチームはスケジュールされた試合をプレイできるようになり、試合ビューでは NBA の試合に混じって G League の試合も表示されます。また、試合ビューでその日にスケジュールされている G League の試合をチェックして、通常のシミュレーションや SimCast、SimCast Live としてシミュレートすることが可能です。
ランクあり
最後は「ランクあり」です。これには重要なフィードバックが寄せられていました。これはカスタマイズ可能なものを制限するオプションで、世界中のプレイヤーが対等な条件で競い合えるようにするためのものです。
制限はあるものの、昨年と比べてカスタマイズ可能な範囲は増えているので、以前よりも自分好みのカスタマイズが可能です。例えば、一部のユーザーからの強い反応に基づいて、「ランクあり」設定で「アクション」は必須ではなくなりました。コミュニティからのフィードバックは大歓迎なので、将来の「ランクあり」モードはどうあるべきかについて、皆さんからのご意見をお待ちしています。
新機能とは?
「マイGM」、「マイリーグ」、「マイリーグ オンライン」をひとつにまとめて、隅々までカスタマイズ可能な「マイNBA」にするにあたって一番難しかったのは、会話なしでタスクを機能させたり、すべてをオフラインで利用可能にするなど、「マイGM」の全要素を複数のチームで機能させるためには大量の作業が必要になったことでした。とはいえ、『NBA 2K21』では以下の新要素が利用可能です。
G League の試合がプレイ可能
『NBA 2K21』の「マイNBA」では、G League の全スケジュールをプレイ可能になりました。全試合を最初から最後までプレイ可能ですが、クイックシミュレーション、SimCast、インタラクティブな SimCast Live でシミュレートすることも可能で、NBA の試合と同じように自由に飛び入り参加したり、途中からシミュレーションに切り替えることができます。
リニューアルされた「ブーム/バスト」システム
昨年、シンプルな「ブーム/バスト」システムが導入されました。これはドラフト候補選手のポテンシャルにちょっとしたランダム性が加わるものでしたが、今年はこれが大幅に改善されてリニューアルされています。
リーグ内の若い選手が成長して辿る道が、「ブーム/バスト」システムを使って、よりダイナミックに変化するようになりました。選手のポテンシャルの上限と下限それぞれに高と低の2つの段階が用意されて、ブーム、バスト、またはその間のいずれかの可能性が生まれます。
さらに、23歳までは様々な要素が考慮されて選手のポテンシャルが変化するので、成長期間中は、あらゆる選手の育成を楽しむことができます。同じ選手でもプレイするたびに大幅に異なる成長の道を歩むようになるので、ダイナスティを構築するためには、リーグ加入後もドラフトの有力候補に注目しておくことが重要になります。
また、「ブーム/バスト」システムを活用して、より“興味深い”選手をスカウトしてドラフトのストーリーラインを強化できるように選手の世代もリニューアルしていますが、以前と同様に、これらはすべて自由に編集して、理想のドラフト候補を作成することも可能です。
新たなスタッフ
選手のパフォーマンスに影響を与えるアシスタントコーチ(雇用と解雇が可能です)を追加しました。もし、あなたが実際に試合をプレイするフランチャイズプレイヤーなら、コーチをベンチで見ることができるでしょう。
2K SHARE 設定と2K SHARE シナリオ
現存ゲーム機版の『NBA 2K21』をプレイしているなら、後者についてはなんとなく分かるかもしれません。「2K SHARE 設定」はコミュニティがモードのオプション設定をシェアできるものです。カスタマイズ内容が増えたことで大量の選択肢に圧倒されてしまい、ほとんどのプレイヤーは、私たちがこのモードを最大限に楽しむためにおすすめしているデフォルトのオプションのままで始めるでしょう。
しかし、これではコミュニティ内の意欲あふれるメンバーたちが楽しんでいる独特なセットアップを利用しないままで終わってしまうかもしれません。そこで「2K SHARE 設定」を導入しました。たとえば、コミュニティの誰かがリーグのルールやチーム、ロスターをカスタマイズして、マジック対バードの時代や、ジョーダンのブルズ王朝の時代を再現した、クラシックな過去のシーズンのセットアップを完成させたとしましょう。それをここでシェアすれば、コミュニティ内の他のメンバーも、当時のルールが再現された過去のシーズンを追体験できるようになるのです。
「2K SHARE シナリオ」では、コミュニティメンバーが自分の「マイNBA」の進行状況を保存したものをアップロードして様々なシナリオやチャレンジを設定し、コミュニティの他のメンバーに挑戦させることができます。たとえば、あなたがクリッパーズをコントロールしていて、ウェスタン・カンファレンス・ファイナルでライバルのロサンゼルス・レイカーズに0勝3敗でリードされているシナリオをセットアップしたとしましょう。これをアップロードすれば、コミュニティの他のメンバーに、0勝3敗の状態からレブロン・ジェームス、アンソニー・デイビス、プレイオフ・ロンドなどのレイカーズの精鋭たちを相手に逆転勝利を収めるチャレンジに挑戦させることができます。このようなシナリオや、コミュニティが想像力を働かせて作り出した様々なシナリオを、他のプレイヤーと簡単にシェアできるようになります。
タトゥー
これは厳密には新要素ではないかもしれません。残念ながら、タトゥーは様々な事情を考慮して、前世代のゲーム機のバージョンでは削除する必要がありました。しかし、良いお知らせがあります。『NBA 2K21』では、作成した選手やドラフト候補で再びタトゥーが利用可能になりました!
タトゥーシステムは以前のものよりも遥かに進化しており、MyPLAYER のタトゥーシステムがベースとなっています。これまで以上に充実した内容となって、作成した選手で正式にタトゥーが利用できるようになったのです!
新たなスライド NAV
これは厳密にはフランチャイズの新要素ではありませんが、Jeff Schrader と Leftos がフランチャイズモードにとって重要な要素だと考えて、何年もかけて開発してきたものなので、ここで紹介させて頂きます。フランチャイズモード内で右スティックを弾くだけで、いつでも新たに追加されたスライド NAV を開くことができます。これを利用すれば、ゲーム内のどこにいても他のメニューに素早く移動できます。「マイNBA」はメニュー主導のモードなので、プレイヤーの利便性が大幅に向上するはずです。ただし、最初は以前のように B ボタンや○ボタンを押して戻るのではなく、右スティックを上に倒す操作に慣れる必要があるでしょう。
以前、「マイGM」をプレイしていたプレイヤーにとっての新要素は?
過去の複数のモードをひとつに組み合わせたので、以前にどのモードを一番多くプレイしていたかによって何が新要素になるのかは変わります。もしあなたが「マイGM」を頻繁にプレイしていたのなら、以前よりも多くのカスタマイズオプションが利用可能になっています。
たとえば、これからは1つのチームのゼネラルマネージャーのみに制限されることはなくなります。もし望むなら、NBA の全チームのゼネラルマネージャーになることだって可能で、リーグの規模を最大まで拡大すれば全36チーム、最小で全12チームをコントロールできます。
さらに、自分がコントロールするチームでは、アクションや会話、施設、価格、予算、士気、信頼、スコア、スキル、タスクなどをチームレベルで個別にオンオフして、自由にカスタマイズすることが可能です。したがって、全チームの GM になりながら、一部のチームからのみ、ガバナー、スタッフ、選手のタスクを受けて、さらにその中の一部のチームとのみ会話を行うなど、自分の好きなように選択してプレイすることが可能になります。
最初にお話ししたように「ランクあり」のカスタマイズの制限が大幅に緩和されているので、カスタマイズしたロスターを利用して、リーグをファンタジー ドラフトで始めたとしても、オンラインのランキングに参加して競い合うことが可能です。
以前、「マイリーグ オンライン」をプレイしていたプレイヤーにとっての新要素は?
「マイリーグ オンライン」はオンライン対応の「マイリーグ」です。これをプレイしていたプレイヤーにとって「マイNBA オンライン」でもっとも大きな新要素と言えば、以前は利用できなかった GM のあらゆる要素を利用可能になったことでしょう!
今後はチームの GM としてオンライン リーグをプレイ可能になり、ガバナーやスタッフ、選手から完了すべきタスクを受け取ることができます。そのため、「マイNBA オンライン」のリーグでは、ガバナーに不満を抱かせることがあれば、自分がコントロールするチームから解雇されてしまう可能性もあるので、フレンドとオンラインで競い合う以外にも、さらなるチャレンジが待っていることになります。
会話、得点、ランキング(他のリーグ メンバーとローカルなランキングで順位を競い合えます)、スキル、タスクなどが新要素となります。この前のセクションで説明したように、リーグをプレイする際も、個々のプレイヤーが各機能のオンオフを自由に選択可能なので、GM になるプレイヤーと GM にならないプレイヤーが一緒にプレイすることも可能です。
以前、「マイリーグ」をプレイしていたプレイヤーにとっての新要素は?
「マイリーグ」は以前から細かいカスタマイズが可能でしたが、GM の要素と予算や財政への関与は「マイGM」専用の要素となっていたことから、過去の「マイリーグ」では利用できませんでした。
しかし、「マイNBA」ではこれらの機能を利用してプレイすることが可能になっています。ガバナーやスタッフ、選手からのタスクは受け取りたいが、テキスト主体の会話はオフにしたいといった場合でも、オプションでそのように設定可能です。同様に、チケットや売店の価格およびチームの予算の設定のみを行い、タスクや会話は行わずにプレイすることも可能です。あらゆるものが個別に、またはまとめてオンオフを切り替えられるようになっています。